借金の返済期限について

借金を借りる時は、貸す側と借りる側で契約を締結します。この契約の法的性質は、消費貸借契約と言います。
法律的には、返済期限の合意と、金銭の授受があれば成立する契約です。そのため、契約書を交わす必要はありませんが、これがないと後で合意の存在が証明できないので、通常は契約書が交わされます。
また、借金の契約においては、利息の額と、返済期限が遅れた場合の延滞利息についても契約を交わすのが通常です。
利息の額は、合意がなくても、年5割の法定利息が適用されますが、通常はそれよりも高い利息を合意で定めます。また、延滞利息についても同様です。
期限に遅れた返済は、以上のように利息がかかってしまいます。そして、返済期限が長期間遅れれば、福利として組み入れることが可能となるため、借金の額は大きくなっていきます。
したがって、きちんと返済ができないと、雪だるま式に借金が増えていくのです。そのような事情があるので、お金を借りる時は、返せる額にとどめておくべきです。

借金の返済期限

借金を延滞したらどうなる?

カードローンなどを利用して借金をすれば、必ず返済期日までに決められた最少返済額を返済しなければなりません。というのが、前提であり、約束事でもあります。
しかし、そこは人間です。返済が長期的になれば、その間何があるか分かりません。返済が遅れてしまうこともあるでしょう。
借金を延滞したらどうなるかということですが、「延滞」というのは単に返済が遅れることではなく、一般的には61日以上返済が滞ることを指します。61日未満であれば「遅延」と呼びますが、遅延損害金を負担することにはなりますが、信用情報機関にブラックとして記録が残る可能性は低いです。
しかし、これが61日以上になってしまうと、いわゆる「ブラック」となってしまい、他社での新規の借入れが難しくなってしまいますし、延滞になった金融会社の利用停止などの処分になる可能性があります。
カードローンなどの契約時には特に「返済が遅れたらどうなるのか」という詳しい説明まではしません。しかし、最初の約束を破れば、利用者側にとって大きな損失になるということは覚えておいた方がよいでしょう。

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最終更新日:2024/9/3

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