生活をしていれば色々と急にお金が必要になってくることもあります。貯蓄もなく、金銭的に苦しい場合には、借金をしてその場を乗り切るという方法もあります。
しかし、借金を重ねていくにつれて、返済が厳しくなることも決して珍しくはありません。返済ができなければその分業者からの連絡がきたり、最悪の場合には滞納としてブラックリストに載ってしまうケースもあります。
さらに、追いつめられてしまえば、余計に生活が苦しくなっていきますから早い段階で対処をすることが大切です。
もしも借金に困っていて自分でどうすることもできないのなら、法律事務所に相談をすることも方法です。法律事務所に相談をすれば今後どのようにして借金について立ち向かっていけばいいのかアドバイスをもらうことができます。
中には無料で法律相談を受け付けている法律事務所もありますから、調べてみてはいかがでしょうか。
ぬけ出すためには利用者側の気持ちも大切なのです。
借金をする時には、借りる額と返済期限を定めた上で金銭の授受がなされます。そして、その期限に返済がなされない場合、債権者は法的措置を取って債権を回収していきます。
この方法には、強制執行という方法が主に用いられます。しかし、単にお金を返してもらえないがけで強制執行をすることはできません。なぜなら、本当にそのような権利があったのか、借金を返してもらえなかったのかという点について、裁判所が判断する必要があるからです。
そのため、まずは債務名義を取得するために裁判を起こします。確定判決を得れば、それが強制執行をすることができる権利を表したものとなるのです。
借金を貸す際に、予め公正証書という物を作成しておく場合があります。これは、書面の中身に関する権利を公証役場が証明してくれるという物です。それ自体が債務名義となるので、わざわざ裁判を起こさなくても共栄執行などの法的措置を取ることができます。
それくらい重要な書面なので、作成の際には注意が必要です。
Last update:2018/1/25
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